学校法人群馬常磐学園建学の精神


【質実勤勉】
 大正時代初期、太田を中心とした群馬県東毛地区には女子中等教育機関は皆無であり地方文化の発展上極めて遺憾の状態にあった。このことを憂えた創立者常見ろく先生は、当時女子教育の中心的教科であった裁縫、家事、作法を中心とした実科的教養のための女子教育機関設置の緊要なことに思いを致し、大正3年、常見裁縫伝習所を創設した。
これが、群馬常磐学園の濫觴である。
  本学園の教育は、創設者常見ろく先生の精神を継承し、奢侈を戒め実用を旨とし、あわせて時世の進展に伴う知徳の向上に努め、以て、家を斉(ととの)え、社会に貢献し、地域文化の進展に寄与する実技と知識、徳性を備えた人材を育成することを建学の精神とする。

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